Home / 恋愛 / 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー / 16話 彼の欲望と、彼女の無邪気な誘惑

Share

16話 彼の欲望と、彼女の無邪気な誘惑

Author: みみっく
last update Last Updated: 2025-09-01 07:00:10

 興奮してきたヒナは、月明かりの下で自分のアソコにそっと手を伸ばし、ショーツの上から弄りだすのが見えた。小さく身体が震え、小さな漏れ出す喘ぎ声が、俺の耳には最高にエロく響く。

「んぅ……はぁ……」

 羞恥心が薄れ、夢中で俺の唇を求めてきたヒナの舌が、俺の口の中に入ってくる。俺の舌を求めるように、絡みつき、激しく動き出した。徐々にヒナから聞こえるくちゅくちゅ……と、水っぽい音が大きくなる。

 ゆっくりと俺の顔から唇を離し、ヒナは恥ずかしそうに口を開いた。どこか羞恥心を感じ、目を逸らしたり、モジモジと太ももを動かしたりしている。

「……ねぇ、ユウくん……わたしの……触ってくれる? わたしも……興奮してきちゃった。仲良しの友達だよね?」

 そんな上目遣いで、甘えられるように言われたら、断れるわけがない。むしろ、こちらからお願いしたいくらいだ。ヒナは、薄水色のショーツのアソコの部分が湿っているのを、恥ずかしそうに俺に見せた。月明かりの下でも、その色が濃くなっているのが分かる。薄い生地が肌に吸い付くように密着し、その下にある膨らみが、はっきりと見て取れた。太ももの内側は、ほんのり赤みを帯び、汗ばんだ肌が月明かりを反射して艶めかしく光っていた。俺が優しく撫でるように触れると、ヒナの身体がビクンッ、ビクンッと激しく反応した。

「ひゃっ……んっ、あ……!」

 ヒナから、小さく、しかし切実な喘ぎ声が漏れた。その顔は、羞恥と快感でぐちゃぐちゃになり、瞳は潤んで、どこか焦点が定まっていない。太ももが、俺の指の動きに合わせて、小刻みに震えている。

 お互いに夢中で触り合う。俺は興奮し、ヒナの薄水色のショーツを横にズラした。月明かりの下、そこにうっすらと生える陰毛が見えたが、ほとんど生えていない。その幼いような、しかし艶めかしい姿に、俺の興奮はさらに高まる。指でアソコをそっと開くと、薄ピンク色のぬるぬるとした膣口が見え、ヒクヒクと反応しているのが見て取れた。

 俺は、迷うことなくその陰唇に顔を近づけ、ぺろぺろと舌で舐めた。ひんやりとした舌が、熱を帯びたヒナのデリケートな部分を撫でるたびに、ヒナの腰がビクンッ! ビクンッ!と激しく動いた。

「んっ……あぁ……!」

 ヒナから、甘く、しかし切実な喘ぎ声が漏れる。その身体は小刻みに震え、まるで軽い絶頂を迎えたような感じだった。その反応に、お互いの興奮は最高潮に達する。

 その瞬間、ヒナも俺の息子を口に咥えた感触が、亀頭に伝わってきた。温かく、ぬるぬるとした柔らかい唇が、俺の先端を優しく包み込む。ヒナの舌がにゅるにゅると、俺の敏感な部分を舐め上げ、吸い付くような音を立てながら、上下に激しく動く。口の中に広がる熱と湿り気が、全身の血を沸騰させるようだった。

 俺は、ヒナの頭に手を伸ばし、その柔らかな髪を優しく撫でた。彼女の動きに合わせて、俺の腰も自然と持ち上がり、さらに深く口の中へと押し込んでしまう。ヒナは、そんな俺の動きにも臆することなく、むしろ嬉しそうに、さらに熱心に吸い上げ続けた。

 「んああ……っ、ユウくん……もっと……」

 口を離したヒナが、切なげな甘い声でそう囁いた。その唇は艶めかしく濡れていて、先ほどまで俺の息子を包んでいた熱が、そのまま残っているようだった。俺は、もう限界だった。

 ヒナと俺が興奮してくると、ヒナの方から切ない潤んだ瞳をして見つめ、甘えてきた。月明かりに照らされたその表情は、まるで懇願しているかのようだ。

「一緒に……気持ち良くなっちゃお? 中に出さなければ……大丈夫だよ。友達だし普通だよ……ね?」

 その言葉は、俺の理性の最後の砦を打ち砕いた。中に出さなければ大丈夫? 友達だから普通? そんなわけがあるか。だが、そんな上目遣いで、甘えるように言われたら、断れるはずがない。むしろ、こちらからお願いしたいくらいだ。俺の心臓は、激しいリズムを刻み続けている。

Continue to read this book for free
Scan code to download App

Latest chapter

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   52話 熱い放出と、ヒナの愛らしい抗議

    「う、うん。わたしも……したいかなぁ……でも、次は後ろからじゃなくて抱き合って、顔を見ながら……だめぇ?」 その言葉に、俺はヒナの頬にキスを落とした。「レジャーシートと毛布がリュックに入ってる」 俺がそう言うと、ヒナは目を輝かせた。「わぁ……さすがユウくんだねっ!」 ヒナは、俺のリュックからレジャーシートと毛布を出して広げてくれた。二人の間に、新たな時間が流れ始めた。「ねぇねぇ、これ……ドキドキするぅー」 ヒナは俺に体を寄せ、そう囁いた。「そうだな。自然の中でエッチするとか」「あはは……そうだけどさぁ、森の中でユウくんと二人で寝てるってことにドキドキしてるんだけどなー」 ヒナはそう言って、俺の胸に顔を埋めた。その鼓動が、俺の心臓に伝わってくる。俺は、ヒナの髪を優しく撫で、その柔らかな感触を楽しんだ。 俺たちは二人でレジャーシートに横になり、俺はヒナの足元に膝立ちになった。俺の息子を、ヒナの膣口に優しく押し当てると、ヒクヒクと動いているのが伝わってくる。「んっ……」 ヒナが甘い吐息を漏らした。俺は、さらに腰をヒナに押し付けた。にゅるぅとした感触が、俺の亀頭に伝わり、全身に快感が駆け巡る。「あぁ……んんぅ……ユウくん……」 ヒナはそう言って、俺の背中に腕を回した。俺の息子が、ヒナの中へゆっくりと入っていく。熱く、柔らかく、俺の息子を包み込んでくれる。俺は、ヒナの顔を見ながら、さらに深く、ゆっくりと息子を挿入した。「ヒナの中……温かいな。それに……気持ちいい」 俺はそう言って、ヒナを抱きしめた。興奮した息子がピクピクと動き、俺の息子はまたヒナの中で熱を帯びていた。

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   51話 森の奥と、後ろからの愛の囁き

     お互いに背負っていたリュックを地面に下ろし、俺たちは自然と抱き合った。木漏れ日が揺れる静かな森の中で、俺はヒナの華奢な体を優しく引き寄せ、唇を重ねた。 何度か触れたことのあるその柔らかな感触に、俺の心は高鳴る。ヒナは、ふわりと目を閉じ、俺のキスに応えるように、ゆっくりと唇を開いた。舌を絡ませると、彼女は甘い吐息を漏らし、俺の首に腕を回した。「んっ……んんぅ……ユウくん……だいすき……」 鳥の声と、木々の擦れる音だけが響く中、俺たちは互いの存在だけを感じながら、深く、深く、キスを交わし続けた。 興奮した俺は、ヒナの可愛らしいおしりに手を回し、スカートの中へ入れた。下着の上からでも伝わる、柔らかくぷるんとした感触に、俺の指先が震える。ヒナは、俺の行為に甘い喘ぎ声を漏らし、俺の背中に爪を立てた。「んっ……やぁ……」 ヒナは、甘い喘ぎ声を漏らし、俺の背中に爪を立てた。俺は、ヒナの腰を抱き寄せ、さらに深く指を滑らせる。「んんぅ……ふぁ……ユウくん……」 ヒナの体は、俺の愛撫に反応し、小刻みに震えている。俺は、ヒナのおしりをゆっくりと揉みしだき、その感触を楽しんだ。「あぁっ……やめ、て……」 ヒナはそう言うが、その声には、拒絶の色はなかった。むしろ、もっと強く、もっと深く、俺を求めているようだった。 そのままヒナにキスを続けながら、俺はヒナのショーツを横にずらした。滑らかな肌が現れ、俺の指がヒナの柔らかな割れ目に優しく触れる。「んんっ……ふぁ……」 ヒナは甘い吐息を漏らし、俺の背中に爪を立てた。俺の指が、割れ目に沿ってゆっくりと挿入されると、ヒナの体がびくりと震える。「あぁっ…&

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   50話 逸れた道と、二人きりの誘惑

    「ユウくん、どうする? 散策しに行こうか?」 ヒナはそう言って、俺に選択を委ねるように見つめてきた。だが、その瞳は「散策しに行こう!」と強く訴えかけている。「行くなら、荷物を背負ってだぞ?」 俺がそう言うと、ヒナは困ったように顔を歪めた。「えぇ……重いし、みんな背負ってないよー?」「もしかしたら遭難するかもだろ?」「うぅぅ。わかったぁ……」 ヒナはそう言って、不満そうにしながらも、俺の言葉に従って自分のリュックを背負った。その様子が可愛らしく、俺は思わず頬が緩んでしまった。 「結構、キャンプ場の周辺や低い山でも遭難する人が多いと聞いたことあるし」 俺がそう言うと、ヒナは少し不安そうな顔をした。「そんな重装備じゃないから重くはないだろ。着替えくらいしか入ってないんだからさ」 俺がそう言うと、ヒナは「んふふ」と笑い、再び俺の腕に抱きついた。「そうだね。ユウくんが一緒なら、安心だよ」 その言葉に、俺は胸が温かくなった。 ヒナと仲良く歩いていると、友人が声を掛けてきた。「……だれだよ? その、可愛い子は!? もう声かけたのか? なぁ、俺に紹介しろよ! 俺だぞ……企画者! 一番可愛い子じゃねーかよ!」 友人はそう言って、俺の肩を叩いた。「はぁ? いや、ダメだって。ヒナは俺の彼女だし」 俺がそう言うと、ヒナは嬉しそうに身を寄せた。そして、周りにも聞こえるような大きな声で宣言をした。「にひひ♪ 残念でしたぁ~! わたし、ユウくんしか興味ないでーす」「なんだよ。そういうことか……ずりぃーなー」 友人はそう言って、可愛い子に手当たり次第に声を掛けていた。数撃てば当たる……のか? 当たるかもしれない。俺みたいに口下手で、声を掛けられるのを待っている子もいるかもしれないし。

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   49話 キャンプ合コンと、初めてのデート

     俺の数少ない友人から夜に連絡があった。今回は、飲み会ではなく、イベントらしい。参加する必要もないと思い、断ろうとした時だった。イベント内容を聞いて、俺は気が変わった。 その内容は、山でキャンプをして交流するというもの。飲み会の合コンから、キャンプでの合コンに変わっただけだが、なぜか俺はヒナとの参加を考えた。 そういえば、ヒナとはデートらしいデートはしたことがない。カフェや公園くらいで、公園も夜にベンチに座り話をした程度。俺は、携帯を握りしめたまま、じっと考え込んでいた。「明日、急だけど……山でキャンプするらしいんだけど……参加する?」 俺がそう尋ねると、ヒナは少し驚いたように目を丸くしたが、すぐに表情を輝かせた。「へ? わぁ……する。参加する! キャンプかー面白そう!」 その弾むような声に、俺は少し笑ってしまった。だが、念のため釘を刺しておく。「あ、でも、周りは合コンがメインだぞ……声かけられても断ってよ」「うん。もちろん! ユウくんもだからね……今、わたしが彼女だよっ。もう、仲の良い友達じゃないからぁ」 ヒナはそう言って、頬をぷっと膨らませた。その愛らしい独占欲に、俺は胸が熱くなった。「食材や道具とか準備は現地で揃ってるみたいだから、必要そうな物があれば自分で用意だって。あと、当然だけど泊りだからね?」「わーい♪ ユウくんと泊だぁー! んふふ……♪」 ヒナは嬉しそうに、飛び跳ねるように喜んでいる。こんなにも無邪気に喜ぶ姿に、俺は少し戸惑いを覚えた。ヒナって、虫とか平気なのかな? 多少知ってる女の子なら、キャンプと聞くと、虫に反応して嫌がられるものだが。「ヒナ、虫とか平気なの?」 俺がそう尋ねると、ヒナの顔から一瞬にして笑顔が消えた。その瞳に不安の色が浮かぶ。「……へ? む、虫……あ、嫌い、大っ嫌い&h

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   48話 ベッドへの誘いと、ヒナの全身の快感

     俺の目の前には、ヒナが足を少し開いて横たわっている。俺が履いていたトランクスの隙間から、彼女の熱を帯びたアソコが見え隠れしていた。薄く生え揃った陰毛の奥に、愛液で濡れて開きかけた陰唇が艶めかしく光っている。その生々しい光景に、俺の理性の箍は完全に外れてしまった。 ヒナは、俺の視線に気づいているのだろう。可愛らしい羞恥心からか、顔を赤らめて目を潤ませながら、足をもじもじと動かしている。その仕草一つ一つが、俺の興奮をさらに煽った。「俺も興奮してきちゃって……」 俺の言葉を聞いたヒナは、ホッとしたように安堵の息を漏らした。だが、どうすればいいのか分からないのだろう。恥ずかしそうに頬を染め、俺を見つめながら、もじもじと落ち着かない様子で身体を揺らす。 その仕草が、俺の興奮をさらに煽った。トランクスの隙間から見える、ヒナの太ももの付け根。白く滑らかな肌と、その奥に潜むアソコが、俺の視線を捉えて離さない。 俺は、ヒナの顔に顔を近づけると、ヒナは羞恥心からか、俺の頭を押さえつけようと腕を伸ばしてきた。しかし、その力は弱く、まるで「やめて」と懇願するような、愛らしい仕草にしか感じられない。俺は、その華奢な腕をかわし、あっけなく太ももの付け根にキスを落とした。「ひゃっ……んっ……」 ヒナは、俺の舌の感触に、体をビクンッと震わせた。全身に電気が走ったかのように、彼女の身体は硬直する。そして、甘く小さな喘ぎ声が、俺の耳に直接響いた。 俺は、ヒナの反応にさらに興奮し、トランクスを横にずらした。白く滑らかな太ももの付け根から、濡れて開いた陰唇があらわになる。俺は、その愛おしい場所に優しくキスを落とし、舌を伸ばして陰唇の割れ目に沿ってゆっくりと舐め上げた。「んんっ……、ひゃあっ……! ユウくんの舌、やっ……そこっ……!」 ヒナは、俺の舌の感触に体を大きく震わせ、甘く切ない喘ぎ声を漏らした。腰をヒクヒクと動かし、俺の顔を自分のアソコへと押

  • 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー   47話 おへそへのキスと、理性の崩壊

     ヒナは、俺の様子に気づいているのだろうか。俺は、Tシャツに包まれた暗闇の中で、彼女の匂いと感触に意識を奪われていた。「あの……ヒナさん? なにこの状況は……?」 俺がそう尋ねると、ヒナは楽しそうにクスクスと笑った。その声は、Tシャツに包まれた密閉された空間で、俺の耳に直接響く。「……ユウくんを捕まえたのー♪」「めっちゃ……エロいんですけど」 俺の言葉に、ヒナは少し考えたよう薄になり、それから、うん、と小さく恥ずかしそうに頷いた。「え? あ……うん。恋人になったんだし……良いかなって……こういうのって、いやぁ?」 多分、思い付きの行動で、結果的に甘い雰囲気というか甘い感じになってしまったっぽい。「ううん。めっちゃいいと思う! 最高」 俺の返事に、ヒナは嬉しそうに俺の太ももを優しく叩いた。その柔らかな感触と、彼女から漂う甘い匂いに、俺は完全に理性を失いそうになっていた。「えへへ♪ わたしも楽しー! んっ……ひゃあっ……ん、んぅ……やぁ……もぉ、ユウくん! あっ……んっ! だめ、くすぐったいってぇ……っ」 ヒナは、甘く蕩けるような喘ぎ声を漏らしながら、身体をビクンッと大きく震わせていた。俺が魅惑的なおへそにキスを落とすと、その小さな甘い声はさらに高くなる。足はモジモジと動き、まるで愛撫されているかのように、快感と羞恥に悶えていた。その表情は、期待と興奮で頬を赤く染め、瞳は潤んでいる。ヒナの無防備な姿と甘い声に、俺の理性の糸は今にも切れそうだった。 ヒナは、俺に被せられたTシャツで目隠しをされたような状態だった。俺が次に何をするのか分からない、というドキドキ感に期待感と、羞恥と興奮がないまぜになった感情で、彼女の身体は微

More Chapters
Explore and read good novels for free
Free access to a vast number of good novels on GoodNovel app. Download the books you like and read anywhere & anytime.
Read books for free on the app
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status